精密空調用ベンチ

卓上ベンチ

精密空調を使用する際の卓上ベンチです。空調の温度の安定性や、使用時のことを考えた工夫が多くみられます。

製品の特長

使用状況を想定したオーダーメイド

箱のフレームには、溝内にナットを仕込むことが可能なシステムパイプを採用。 溝にはターンナット(後入れ式のナット)を取り付けることが可能であり、お客様が製品を使用される際に、溝の好きな位置にナットを仕込み、机などにねじ止めで固定ができるようになっています。また、溝に加工を施すことで、フタ部分のガラスをピッタリはめ込むことも可能になっています。

フタ部分は蝶番ではなくパチン錠を使用しており、使用時にフタごと取り外すことが可能。中に大きいものを入れる際にも出し入れがしやすくなっています。

ベンチ底面には水抜きのため、切欠き加工を行っています。使用者の状況やご要望に、細かな点までお応えします。

安定した温度を保つために

この卓上ベンチには、精密空調からの空気を取り込むためのホースの取付け穴に加え、細かな穴の開いたパンチングパネルを取付けています。このパネルは、ベンチ内の温度を安定させる役割を果たします。

パンチングパネルを付けない状態では、真ん中に空いた穴一カ所からしか空調の空気が流れないため、隅の方にまで均一に空気が流れず、ベンチ内全体の温度が安定しません。そこでパンチングパネルを真ん中に空いた穴の後に取り付けました。

細かな穴のそれぞれから、ところてんのように多方面に空気が押し出されることで全体的に空気が行き届き、ベンチ内に安定した温度を保ちやすくなる空間を作りだしました。

その他仕様なども、ご要望に合わせて製作可能です。お気軽にご連絡ください