専用のジョイントを使ってプラスチックハンマーで組み立てができるアルミフレーム、アルフレームを使った製品の裏話や活用方法がわかるコラム、「アルミやろうぜ!」
今回は組み立て式のアウトドアテーブルをアルフレームで製作しました。実は以前もアウトドアテーブルの脚パーツを作成したことがあるのですが、また違った形と特徴で設計しました。
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製品の特長
アウトドアテーブルということで外で使用することを想定した仕様で製作しました。
天板の傾きを調節できる
外にテーブルを置くとき、地面が必ずしも水平とは限りません。むしろ水平ではないときがほとんどだと思います。天板も傾くからテーブルに置いているものが落ちないか心配…。そんな時には、天板の傾きを調整することができます。
天板は手で動かして調節することができます。足の開き幅もある程度調節可能です。
天板は好きなものを使える
天板部分は枠のみ作ったので、天板自体は好きなものを使うことができます。DIYしやすいように、テーブルの幅は1×6材と同じ140mmで作りました。
組み立て簡単&コンパクトに収納できる
テーブルは天板用のフレームと脚のフレーム4本で構成されており、両側をボルトとナットで固定することで簡単に組み立てることができます。
外で使うならなるべくコンパクトに収納して持ち運びたい!ということで、テーブルの脚が全て天板フレームの内側に入るようにしました。持ち運ぶ時は天板一枚分のスペースしかとりません。
製品の組み立て方
ここからは簡単に製品の組み立て方をご紹介いたします。
コラムでは最近おなじみになってきた黒のアルフレームを使用します。A-1とB-1のラインナップのみなので自由度は限られますが、逆にこのラインナップで実現できる形だと黒色の方が雰囲気があるので家具類を作るにはピッタリですね。
ちなみに黒フレームは塗装が削れないように保護シート付きです。組み立てる際は保護シートをはがしてご使用ください。
1.脚フレームにジョイントを入れる
テーブルの脚になるフレームの両端にジョイントを入れます。脚部分の組立はこれだけです。簡単。
2.天板フレームを組み立てる
次に天板を取り付けるフレームを組み立てます。短いフレームの両端にジョイントを入れます。
テーブルを組み立てるときに使う穴加工があるので向きに注意して組み立てます。
両端にジョイントが入ったら、そのジョイントの脚に長い方のフレームを連結させます。
最後にジョイントを入れた短いフレームをもう一つ連結して出来上がりです。
3.天板を取り付ける
天板は好きなものを準備します。今回は自社にあったパイン集成材を使用しました。天板フレームの大きさピッタリに切断して表面の角を落とし、ワトコオイルのダークウォルナットで着色しています。
フレームに開けている穴加工からビスを使って固定します。
これでテーブルのパーツは完成です。
4.テーブルを組み立てる
最後にテーブルを組み立てます。
天板の内側からボルトとワッシャーを通して、
天板の外側から脚を二本通して、さらにワッシャーをいれて最後にナットで固定して、
脚の幅と天板の傾きを調整すればアウトドアテーブルの完成です。
シンプルな形なので天板の形や加工によってアレンジも出来そうですね。
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製品に使用したフレームの詳細は、以下のボタンよりご覧いただけます。
記事に載っている製品の別サイズ、別仕様を作りたい!他にもフレームでこんなものが作りたいんだけど…?など
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