キッチンの作業スペースを有効活用。アルミフレームで作るキッチン作業台

アルミやろうぜ

プラスチックハンマー1本で簡単に組み立てできるアルミフレーム、アルフレームを使った製品の裏話や活用方法がわかるコラム、「アルミやろうぜ!」

今回はアルフレームでキッチンの作業スペースを上下二段に増やせる作業台を製作しました。製品の特長と簡単な組み立て方についてご紹介いたします。

キッチンのちょい置きスペースを増やしたい

キッチンで料理を作るとき、調理スペースは材料などで常に場所の取り合いになります。切ったはいいが鍋に入れる順番がまだなので一時置きされている野菜や、調理後で熱々なのですぐに冷蔵庫に入れられないおかずなど。

スペースのない小さなキッチンでは置きたいものを手元に置き切れず、あいている水切りかごの上だったり、キッチン近くの出窓の桟の上だったり…とにかく置けそうな場所すべてに置いていく、ということもしばしば。もうちょっと物を置けるスペースを増やしたい!ということで、本製品を作りました。

調理スペースに台として置く事で、上下二段に分けて食材やお皿などを置いておくことができます。台自体にある程度高さを設けているので、大きめのボウルなども下に入れることができます。

製品の組み立て方

ここからは製品の組み立て方を簡単にご紹介します。

製品の作り方はYouTubeでもご確認いただけます!

使用した部材

今回は16mmシリーズのアルフレームを使用しました。天板にはパネルを載せるため、羽根つきのフレーム、A-2を使用しています。

天板を組み立てる

先に天板部分を組み立てます。プラスチックハンマーを使って、フレームの両端にジョイントを連結します。

ジョイントとフレームの間に隙間ができないようにガンガン叩きこみます。

天板に使うフレームは、パネルを載せるためのハネがついています。このハネの向きとジョイントの向きに気を付けて連結します。

フレームのハネが出ている向きにジョイントの脚が向くようにします。

もう一本のジョイントの脚は、ハネとフレームの隙間が広い方に向くように連結します。間違えた向きで取り付けてしまうとパネルをまっすぐフレームに載せられなくなってしまうので注意!

同じように両端にジョイントを付けたフレームをもう1本作ります。

ジョイントを入れたフレームに、さらに別のフレームを連結します。両端に入れたジョイントの脚に、フレームを1本ずつ連結します。

このときも、フレームのハネの方向があっているか確認してから連結するようにしましょう。

両側にフレームが連結出来たら、もう一本ジョイントを入れておいたフレームを上から蓋をするように連結します。

両端の角をそれぞれ少しずつ、均等にたたいていけば、天板の完成です。

天板に脚を連結する

先ほど組み終わった天板から出ているジョイントの脚に、脚用のフレームを連結します。四隅にフレームをたたいて入れていきます。

すべてフレームが入ったら、その端面にさらにジョイントを連結します。

すべてジョイントが入ったら本体をひっくり返して

上に天板用のパネルを載せれば完成です。

完成

このような感じで下にボウルを置いた状態で上にもお皿などを置けるようになりました。シンプルな製品ですが、物を置くスペースが広がったのでかなり満足です。

製品に使用したフレームの詳細は、以下のボタンよりご覧いただけます。

記事に載っている製品の別サイズ、別仕様を作りたい!他にもフレームでこんなものが作りたいんだけど…?など
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