
プラスチックハンマー1本で簡単に組み立てできるアルミフレーム、アルフレームを使った製品の裏話や活用方法がわかるコラム、「アルミやろうぜ!」
今回はアルフレームで卓上のゴミ袋ホルダーを製作しました。製品の特長と簡単な組み立て方についてご紹介いたします。
製品の特長
小さなゴミも捨てやすい

手芸や書き物、工作など、作業中に小さなゴミが出る作業などで使えるゴミ袋ホルダーです。こういった作業では糸くずや消しカスなどかなり小さながゴミが出ることが多いため、ゴミを手ではらって入れる際に袋の外にこぼれにくいように、またゴミの投入口が見えやすいように前後のフレームの高さを変えて投入口が斜めになるようにしています。
ゴミ袋は25×35cmサイズのビニール袋であれば余裕をもって取り付け可能です。(100均などではMサイズとして販売されていることが多いです。)
角が丸いジョイントを使ってビニール袋が破けるのを防止

アルフレームを組むために使用するジョイントは通常角があるため、薄いビニール袋をひっかけると角に引っかかって破れてしまう場合があります。そのため今回はひっかけ部分のジョイントにA-R2Wという、角が丸い形のジョイントを使用しました。

組み立て方
ここからは製品の組み立て方を簡単にご紹介いたします。
使用した部材

今回は16mmフレームの黒色を使用しました。
底面を組み立てる

はじめにゴミ袋ホルダーの底面を組み立てます。プラスチックハンマーを使って、フレームの両端にジョイントをたたき入れます。

ジョイントの向きをしっかり確認してから、ジョイントを最後まで叩き込むようにします。
間違えた向きで入れてしまうとその後の解体、修正がとても大変です…。

同じものをもう1つ作ります。

両端に叩き込んだジョイントの脚にさらにフレームを連結します。

その上にジョイントを入れておいたもう1本のフレームを連結します。

片方の角を少し叩き込んだら最後ま入れずに一旦STOP。

ひっくり返して

もう片方の角も同じくらい叩きます。
どちらかの角を先に全て叩きこまず、両側均等に少しずつ叩き込むようにします。


ジョイントの脚が全て上を向いた四角形の形になれば底面の完成です。
ひっかけ部分を組み立てる

次にひっかけ部分を組み立てます。底面と同じようにフレームの両端にジョイントを入れます。

ひっかけ部分に使っているジョイントは写真のように角が取れた形のものを使用しています。



ジョイントの脚にフレームを叩き込みます。

ひっかけ部分はそれぞれ高さが異なるので、叩き込むフレームの長さが2種類あります。
高さの違うフレームをそれぞれつなげてしまわないように注意します。

ひっかけ部分もこれで完成です。
底面とひっかけ部分を組み合わせる

底面から出ているジョイントの脚に、先ほど作ったひっかけ部分を組み合わせます。


底面を組んだ時と同じように、ひっかけ部分の両端の角を均等にたたいて連結します。
また、ジョイントの角が丸い方がホルダーの外側を向くように連結します。


同じように短い方のひっかけも組み合わせます。

これでゴミ袋ホルダーの完成です。
完成!


投入口が広いので小さいゴミが入れやすいだけでなく、もちろん大きめのゴミも入れることができます。
趣味の時間のおともにぜひ活用してみてください。
製品に使用したフレームの詳細は、以下のボタンよりご覧いただけます。
記事に載っている製品の別サイズ、別仕様を作りたい!他にもフレームでこんなものが作りたいんだけど…?など
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