【アルミやろうぜ】一般のご家庭にも、逸般の誤家庭にも?ネットワークラックをアルミフレームで作ってみた

プラスチックハンマー1本で簡単に組み立てできるアルミフレーム「アルフレーム」を使った製品の裏話や活用方法をご紹介するコラム、「アルミやろうぜ!」。

今回は、インターネットを使用する際に必要なルーターやモデム、スイッチングハブなどの機器を、コンパクトかつすっきり収納できる「ネットワークラック」を製作してみました。

一般のご家庭はもちろん、自宅サーバーやNASを運用している逸般の誤家庭(!?)の方、小規模事務所のネットワーク環境整理にもおすすめです。

目次

小規模でコンパクトなラックを作る

今回この製品を作ることになったきっかけは、弊社の新しい事務所のネットワーク機器を整理するため。

置き場所が準備できていなかったためLANケーブルはあちこち暴れまわり、機器の上に別の機器を置いたり、空き箱や梱包材の発泡スチロールの上に仮置きしたり……なかなかカオスな状態になっていました。

市販のネットワークラックやルーターラックは業務用途を想定した、しっかりした製品が多く、品質も高い反面サイズが大きく価格もそれなりにします。

今回はケーブル類がきれいに配線できるように機器が置けて、コンパクトに収まる程度のラックが欲しかったので、アルフレームを使ってぴったりの物を製作することにしました。

ラックの仕様や販売方法を考える

ラックを作るにあたり、いくつか条件を決めました。

  • サイズの違う機器を収納できること
  • なるべくコンパクトにまとめること
  • 電源ケーブルやACアダプターを収納しやすいこと
  • 通気性が良いこと
  • 後から拡張しやすいこと

また、今回はこのラックを自社で利用するだけではなくネット販売も想定していたので、ラックの仕様だけでなく販売方法もこの条件から考えていくことにしました。

ラックのサイズ

ラックの棚板部分は事務所で使っている中で一番大きい機器を基準に、小さい機器なら横並びで2台置ける幅で製作することにしました。

また、ネットワーク機器の電源コードはACアダプターがついているものが多いので、奥行きは機器サイズぴったりではなく、あえて余裕を持たせています。これにより、電源タップやACアダプターも棚板の上にまとめて置けるようにします。

写真で一番カオスだったLANケーブルですが、これは機器をきちんと置き直して配線を整理すればある程度収まるので、ラック側では「配線しやすい空間を確保する」ことを重視しました。

高さは通気性とメンテナンス性を考慮し、機器を取り出しやすい程度のサイズで設計しました。

カスタム性も重視

アルフレームは、ジョイントでフレームを連結して組み立てるので、組み立て時に棚板の数を変更することができます。さらにフレーム内部が中空構造になっているため、金属用ビットを使えばインパクトドライバーなどで穴あけ加工も行えます。

そのため、組み立て前に棚板の数や使用するフレームによって仕様を変更したり、組み立て後にフレームに加工を行い、ケーブル固定具やファンなどを取りつけるといったカスタムも比較的簡単に行えます。

そこで今回は、「2段仕様」「4段仕様」を基本セットとして販売し、必要に応じて段数を増やせる拡張セットを用意することにしました。

拡張セットは脚の高さ違いで2種類製作。低めのタイプは、120mmファンをちょうど取り付けられる高さに。高めのタイプは、NASや小型PCなど少し背の高い機器を収納できるサイズにしています。

実際に作ってみる

決まった仕様をもとにまずは自社で使うためのラックを製作することに。

棚の段数を決めるためにどの機器をどの段に置くかを決めます。LANケーブルをつないでいる機器同士をできるだけ近くに配置できるように、わかりやすいように置き場所を考え、最終的に4段でラックを製作しました。

本製品の作り方はYoutubeでも紹介しています。ぜひご覧ください!

棚板を組み立てて
支柱になるフレームを四隅に連結
その上に棚板をさらに連結して支柱を連結…を繰り返します。
フレームのハネ部分に棚板を載せます。今回は3mmのアルミ複合版を使用しました。
フレームとパネルに段差ができるので、機器やACアダプターが落ちにくくなっています。

なんという事でしょう

ラックが完成したので、さっそくネットワーク機器を設置していきます。

まずはカオスになっていたLANケーブルを全て抜き、どこにつながっていたかわかるようにタグをつけておきます。機器を一度どけて、完成したラックを配置。そして先に考えていた通りに機器を棚板に配置して、ケーブルをまたチマチマと差し込んでいきます。

最後にケーブルをまとめて固定すれば完成です。

なんという事でしょう、あんなに絡まっていたケーブルは収まり、空き箱の上に置かれていた機器も全てスッキリとまとまっているではありませんか…。

LANケーブルは本来マジックテープやインシュロックなどでまとめることが多いと思うのですが、今回はマスキングテープを接着面がケーブルに直接付かないような巻き方で簡易的に結束しています。素人なのであたたかな目で見てやってください…。

白いLANケーブルは余った部分をラックの棚と脚フレームの隙間に収納できたのでかなりスッキリしました。

ACアダプターも機器の後ろ側にちょうど収納できました。画像下にある一番大きな機器に基本的なサイズを合わせているので、小さな機器を置くとかなり余裕があります。

ちょうどいいサイズは意外と少ない

こういったニッチな収納製品は業務用を前提にしているものが多く、家庭や小規模な事務所の規模に合わせようとすると、仕様が過剰になることも少なくありません。

アルフレームなら、設置場所や用途に合わせて自分に合ったラックを製作できます。ネットワーク環境を整理すると、見た目だけでなくメンテナンス性やトラブル対応もしやすくなります。

自宅や事務所に合わせた「ちょうどいいラック」を、ぜひアルフレームで作ってみてください!

基本セット

拡張セット

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