【アルミやろうぜ】三脚やロール紙・ポスター等の収納に。長物収納ラックをアルミフレームで製作してみた。

アルフレームを使った製品の裏話や活用方法がわかるコラム、「アルミやろうぜ!」

今回は三脚やポスター、掃除道具など長物を収納できるラックをアルフレームを使って製作しました。

製品の特長

長物を出し入れしやすい形

三脚やポスター、掃除道具などを収納できるラックです。1面だけ開口を大きくとった形で製作しております。

長さがあるものを四方が囲まれた形のラックに入れようとすると、物を出し入れするときにかなり高いところまで引っ張り上げなくてはいけません。

開口を大きくすることで、物を少し持ち上げるだけで楽に出し入れができます。

開口面上部は取り外しのできるひっかけをつけているので、出し入れが終わった後はひっかけをつけておくことで、収納物の飛び出し防止になります。

押し入れやクローゼットに入れられるサイズ感

押し入れやクローゼットの隅に置くことができるように外寸400×150×高さ700mmとコンパクトなサイズで製作しています。

先述したように長物を出し入れしやすい形ですので、狭いクローゼットの中での出し入れも行いやすくなっています。

作り方

ここからは簡単に製品の作り方を紹介します。

使用した部材

今回はアルフレームの16mmタイプを使用しました。16mmフレームの中には、パネルを挟み込めるリブがついている種類のものがあります。今回はこれを使用して、パネルを挟み込みながら組み立てを行います。挟み込むパネルにはアルミ複合版を使用しています。

底面を組む

最初に底面を組み立てます。

底面に使用するフレームの両端にジョイントをプラスチックハンマーで連結します。

連結したジョイントにさらにフレームを連結します。

フレームについているリブ部分の隙間にパネルを差し込みます。

最後にジョイントを入れたフレームを連結すれば底面の完成です。

前板を組む

底面に前板を連結します。底面から出ているジョイントの足に、前板に使うフレームを連結します。

あとで連結するフレームには、両端にジョイントを入れておきます。

底面と同じようにフレームのリブにパネルを差し込みます。

先ほど準備しておいたフレームを連結して前板部分の完成です。

支柱フレーム・パネルを連結する

支柱フレームを四隅に連結します。

前板の上につなぐフレームにはひっかけ止めがついているので向きを間違えないように連結します。

丸いのがひっかけ止め

四隅にフレームをすべて連結できました。

それぞれのフレームの間に、パネルを差し込みます。

天面をつける

パネルがすべて差し込めたら天面を最後に連結します。

まずは天面を組み立てます。底面と同じようにフレームとジョイントを連結します。

天面が組めたら先ほど四隅に連結したフレームに天面のジョイントの位置を合わせて連結します。

天面を連結するときは四隅を均等に、少しずつ叩きます。1か所だけを先に連結してしまうと、ほかの角がうまく入らない場合があります。

差し込んでいるパネルが天面のリブの隙間に入っていることを確認しながら叩きます。

天面の四隅がすべて連結出来たら、最後にひっかけを取り付けて完成です。

完成

今まで壁に立てかけるしかなかった長物を収納できるラックが完成しました。

DIYで余った端材やコスプレで使う長物など、趣味用品の収納にも活用できるかもしれません。

製品に使用したフレームの詳細は、以下のボタンよりご覧いただけます。

記事に載っている製品の別サイズ、別仕様を作りたい!他にもフレームでこんなものが作りたいんだけど…?など
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